はだかのちから

世界はやさしい
なんていわれても
ぜんぜん 実感が わかなかった

普段は 意識 していなくても
顔のみえないところから
たくさんのひとたちに発信するのは
いつも こわくて
なんども なんども 確認しながら
反芻 しながら
それでも 外に出せないこと ばかりだった

もう いま思い出して
その 質感につながるだけで
からだの あちこちが 硬くなって しまうくらいに


でも あるひとりの女性に出会って
なんだか 世界のとらえ方が 変わった

そのひとは ほんとうに いつもそのひとのままで

聖なることを 扱ったり
教える側の 立場でありながらも
えげつないところや
ダメダメなじぶん
ふつうだったら そんな立場のひとは
なかなか出せないようなことを
わーっはっはっはっ! と笑い飛ばしながら
いま ちょっと自分に直面しています・・といいながら

はだかのままのじぶんを
わたしたちに みせてくれた

そして それが
大きな 歓声で 受け入れられるのを
そして なによりも
わたし自身のなかで
大きな 安堵 と 深い 尊敬 が
生まれるのを感じて

あ〜 わたしも こんなふうに はだかに なろ〜!

って 自然と そう 思えた


はだかで 生きること
どんなじぶんも それでいいよ って受けとめて
おしみなく 寛大に
それを そとの世界にも みせてあげること

どんな 崇高な 言葉より
そんな いきる 姿が
だれかの力に なれる って 信じてる

だから

わたしも これから どんどん
はだかに なろう!
はだかを みせていこう!

って

そう 思ってるよ