いのちから あふれだすもの


きょう ある女の子に

あなたの 繊細で 示唆に富んだ文章は
すっと入ってくる

といわれて うれしかった

たぶん 根底にあるのは
意識や からだの状態

そして

それらを 言葉 として 表す なかで
微細な センサーを ずっと 動かしていて
しっくりくる 言葉 かどうか
自分に つながっているか
そして 相手を せめたり 傷つけたり
受けとるのに 大変さが ないか
どっしりとした樹の 枝の先のほうで
小刻みに 根っこや そとの空気と
波長を あわせてる


そして

それらのことを してゆくのに
ほんとうに たすけになってくれた
教えがあって


それは 主に 心理の世界では あるのだけれど
意識をあわせてゆく つなげてゆく という意味では
禅や ヨガの世界とも 近い


表現を してゆきたいひと
もっと 自然に 自分の 内側や
いのちの 源から 書きたい と願うひと

そして それは もはや

書く だけじゃなくて

踊る 唄う 描く

そうした すべての
いのちからの 発露 を
ながれさせてくれて
じぶんの知らない領域にまで
ひろげてくれる

そうした それらのことを
わかちあってゆけたら いいなぁ と思う

心理や 意識の世界が 力になれるのは
いわゆる クリニックの場面 だけじゃない

個人の そして 組織や コミュニティ そして 社会の
いのちが ありありと ときはなたれてゆくこと
あふれだしてゆくこと

そうした ゆたかな世界にも
たくさん たくさん 役にたてるんだ